奄美大島写真館
〜奄美大島の素晴らしい自然を紹介していきます〜

ショチョガマ(様子)

着いたときはまだ真っ暗でした


暗い中 太鼓と歌が響いていました


明るくなってきました 陽が上がるまでに…


管理人もショチョガマに登りました テレビにも映りました


場所が探せるか心配でしたが 目立つ場所でした

ショチョガマは,島津氏が琉球征伐に出る前から行われている,五穀豊穣
を祈願する祭りだそうです。旧暦8月の初丙の日は,アラセツ(新節)と呼
ばれており,稲の豊作を感謝する祭りの日でもあります。

ショチョガマは,アラセツの日早朝に,集落南西部の田袋が見下ろせる,
山の中腹に築いたショチョガマの上で行われます。

屋根の上でグージ(宮司)が豊作祈願の祝詞を唱えて,若者達が豊年歌を
歌い,歌い終わる毎に「ヨラメラ」の掛け声と共に激しく小屋を揺らします。
それを何度か繰り返して,太陽が東の山上に昇る直前に,完全に小屋を揺
り倒します。

その後倒れた小屋の上で,アラシャゲ踊りと今の踊りを踊り,解散となりま
す。

夕方は,海の神を彼方から招く平瀬マンカイが海岸で執り行われます。
国指定無形重要文化財