梵論瀬埼灯台



2011年12月17日(土) 撮影 奄美市有良

有良集落から入った道を登っていくと「梵論瀬埼灯台」という看板があります。傾斜の厳しい道ですが登っていくと梵論瀬埼灯台にたどり着きます。

梵論瀬埼灯台
 この灯台は,奄美群島の中で大島海峡西口にある曽津高崎灯台(明治29年建設)に次ぐ2番目に古いもので,大正元年11月1日に最初の明かりを灯しました。
 沖合の外洋航路を航海する大型船の目標として,また,名瀬港に出入りする船の変針点の大切な目標として使われています。
 灯台の名前は,附近に散在する瀬のことから由来し,方言では「ボレ」は沢山または群れの意味があり,古くは「ボレ瀬埼」と呼ばれていましたが,「ボロ瀬埼」に変わり現在に至っています。
 施設の状況や灯火の把握は,近くに住む人にも依頼しており,事務所からも定期的に職員が巡回し機能の保全に努めています。

奄美では2番目に古く,珍しい四角形の灯塔で米国統治時期に建て直しされたようです。