南洲神社




西郷隆盛を偲ぶため,明治35年に建立された神社です。

西郷隆盛は文久2年(1861年),薩摩藩・島津久光の怒りにふれ,沖永良部島へ流刑の罪となり,1年6ヶ月の牢屋生活を行いました。

西郷隆盛は牢の中で,常に正座して,読書にふけ,少年たちを集めて塾を開き,また凶年に備えて,島民たちに社倉法を教え,島民たちのことを考えていたといわれます。

南洲神社は広い敷地の中にあります,これが全て南洲神社のものではないようです。敷地は,史跡『前間殿内屋敷跡』と呼ばれるもので,町田実矩という方が村に譲った土地です。