昇竜洞








鹿児島県の天然記念物に指定されている昇竜洞は,昭和38年に発見され同年3500mのうち600mが一般公開された。

全体として鍾乳石の発達が素晴しく,特にフローストーンの規模は全国でも最大級のものである。「クリスマスツリー」「金銀の滝」「ナイヤガラの滝」「ダイヤの御殿」「銀のすだれ」「横綱の化粧まわし」など色々な名称が付けられており,叩くと長さ,厚さ,幅などの違いで各階調の音叉のような澄んだ音をだす「音楽堂」なども大変珍しいものである。

一般公開以来多くの観光客が訪れており,受入体制の充実を図るための環境整備事業も完了し,洞内は照明・放送施設も整備され音と光による幻想の世界へと誘います。